「もう好きな仕事しなよ」って、色んな人に何回も言われてきて。

今は、また、一応、仕事選べる立場だけど。


高校の先生が言ってた。

「将来の仕事、まだ決められないなら、それこそ偏差値の高い大学に行け。
そうすれば、やりたいこと見つかった時、出来る可能性高くなるから」って。

でも、現実は違った。

好きな仕事出来る会社に入社しても、「総合職」だから。

好きな職種につけるか分からない。

それで転職したけど、結局また異動があったりして。

そんな風にして、29歳になって。30歳無職になって。

もう、自分の「キャリア」決まっちゃった。

別に、この仕事が好きで、この仕事がどうしてもやりたいわけじゃないんだ。

もちろん「誇り」はあるけど。10年後に無くなるような職種じゃない安心感もある。

どうしても、「お金」で選ばなきゃいけないから、なんとなく。

うん、昔だって、転職活動で憧れの会社からせっかく内定貰っても、「これじゃ食べていけない」って諦めたことあったんだ。



さしあたり自分一人で食べてく生活、自分で選んだのにね。



やりたい仕事……。いくつか思いつくけど。

かと言って、生活切り詰めてでも「やりたい!!!」って言えないから、そんな気持ちで応募しちゃいけない気がする。


「もう好きな仕事しなよ」って簡単そうで、すごく難しい。


仕事、本当に「選んで」生きてきたわけじゃない。

職務経歴書、びっしり書いてあって、表彰も何度かされて。

でも、私には、からっぽに見える。


途中でジョブチェンジして。また最初の職種に戻って。

「何がしたいの?」

そう言われても困る。

「異動なんだから仕方ないじゃん。」

そう言いたいのをグッと堪えて、取り繕う台詞も思いつくけど。

そういうの全部含めて、からっぽ。
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